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2010.09.18

シフトフォーカスレンズ「summarit」

summarit(ズマリット)というレンズは魅力的なレンズです。何と表現したら良いか、言うなれば「撮影者の気持ちの通りに世界が歪むレンズ」とでも言いましょうか。絞り開放付近では像面湾曲の影響で画像中央部と周辺部ではピントがずれ、おまけに球面収差の影響で最短撮影距離では全体で焦点移動が起こります。普通であればただのレンズの欠点ですが、レンズの設計が古い場合(今回の撮影に使用したsummaritは1957年製)は敬意を表して「レンズの味」と言われることが多いようです。

ところで私はレンズの味と言う言葉が嫌いです。味で片付けてしまうのは簡単ですが、何故そのレンズの味と称されている設計の古さ故の写りに魅力を感じるのかが分かりません。それでは引退を迎えるべき歴戦の老レンズに失礼ではありませんか。

ソフトフォーカスレンズと言うレンズがあります。球面収差というレンズの収差を故意的に利用するもので、Leitz製ではタンバールという名レンズもあります。これらは女性のポートレート写真などによく利用されます。写真のようなsummaritの写りも球面収差、像面湾曲と言ったレンズの収差によって焦点(フォーカス)の移動(シフト)が引き起こされています。ならばソフトフォーカスレンズならぬ「シフトフォーカスレンズ」と呼んでしまおうかな、なんて思ったりもします。

歪む世界
LEICA M4-2, Summarit 5cm 1:1.5, NEOPAN400PR

シフトフォーカスレンズ「summarit」の写りを活かせるようになるまではレンズに使われている気がします。

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